ダイキョーニシカワ2023年3月取材時

ダイキョーニシカワは主に自動車の内外装やパワートレインの樹脂製品の材料開発から生産までを一貫して手掛けている会社で、樹脂の可能性を追求し、軽量化、高機能化に継続的にチャレンジして社会に価値を生み出していることが強みです。トップクラスの世界シェアを誇る樹脂製オイルストレーナー、業界に先駆けて樹脂化を実現したテールゲート、さらにはEV化が進む中での新たなものづくりに携われることが大きな魅力です。就職者は県内出身者が多く、地元での認知度が高いと感じますが、最近は県外からの志望者も徐々に増えています。平均年齢は41歳。新卒採用は毎年実施しており、若手が増えている一方で、定年を迎えた社員が再雇用制度を活用して勤務し続けてくれる場合も多く、長く働ける環境作りを推進しています。2020年には東広島市の寺家産業団地に本社を新設移転し、緑あふれる環境の中で業務に励んでいます。ライフとワークを両立するための働き方改革に繋がる制度改定や人材育成を推進し、社員が活き活きと働き続けられる職場環境作りに取り組んでいます。求める人物像は、何に対しても前向きで行動力、チャレンジ精神をしっかり持てる人。人が育って初めて魅力ある商品が生まれると考えていますので、今後もひとづくりに注力していきます。新たな発想で活躍できるステージは無限大です。

広島大学への進学を機に東広島へ移住。ダイキョーニシカワと出会ったのは、就職活動中の合同説明会でした。グローバルな雰囲気を持ち、SDGsに基づく活動も早くから展開しており、持続可能な未来を意識した自動車産業に惹かれて入社を志望しました。私が所属するのは原価企画部という部署で、製品の原価計算などを担当しています。開発から製造まで広範囲の部署との連携が必要で、ものづくりのコアの部分に触れられるのが非常に面白いです。会社の魅力は色々ありますが、社内で「技術塾」を開講しており、プラスチック成形などの業務の専門知識を就業時間中に学べます。また、「女性活躍推進制度拡充プロジェクト」に取り組んでおり、子育てしながらキャリア形成できる仕組みが整っています。若手社員を対象に海外での学びの機会を創出する「若手海外チャレンジ制度」や、「テレワーク」、「フレックス制度」といった働き方も積極的に導入。東広島市が掲げる“学園都市ならではの学び直しや子育てのしやすさ”は、ダイキョーニシカワが目指すビジョンと親和性が高いのではないでしょうか。プライベートでは犬を飼っており、愛犬とのお散歩が日常での楽しみ。ワンちゃん仲間が声をかけてくれたりと、都市部では失われつつあるあたたかなコミュニケーションが、このまちにはまだ息づいていると感じます。近郊には犬を連れて入れる施設も複数あるので、愛犬との暮らしが充実しています。

大学では工学部に在籍し、材料開発に関する工業力学や研究装置製作に必要な機械設計を学びました。一大産業である製造業で環境に配慮した製品開発に携わり社会に貢献したいと、自動車部品の軽量化に取り組んでいるダイキョーニシカワに就職。外装部品を樹脂化する第2開発部で、より軽くより安価で付加価値のあるものづくりを追求しています。2021年に入社したばかりでまだまだ手探りの状態ですが、社内外の充実した教育制度やベテラン社員とのマンツーマンでのOJT教育で自身の成長を日々感じています。また、失敗を恐れず様々なことにチャレンジできる風土があり、若手にチャンスを与えてやる気を引き出してくれる会社だと実感しています。新設した本社は、工場とテクニカル棟が隣接していることに加え、充実したコミュニケーションスペースで他部署との意見交換が活発にできるため、横の繋がりが強く風通しの良い雰囲気です。また、フロアが吹き抜けのガラス張りになっており、自然に囲まれた開放感のある職場環境も大変気に入っています。仕事のやりがいは、間近で自動車樹脂製品の最先端技術に触れながらものづくりに従事できていること。今後はカーボンニュートラルの実現に向けたリサイクル材適応拡大の取り組みに携わり、社会貢献できる人材になりたいです。趣味はドライブで、豊かな自然に恵まれているこのまちでのドライブは、都会では得られない充足感をもたらしてくれる気がしています。自社の製品が使われた車を見かけると思わず目がいきますし、いつか自分が開発に携わった車を購入したいですね。