”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー
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月曜日~金曜日(12月29日~1月3日、祝日は除く)
8時30分~17時15分
”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー
◎東広島市福富町在住 32歳 ◎居住歴:3ヵ月 ◎出身地:大阪府
※2016年8月取材時
「農業をやりたい」という高校時代からの夢を追い、営業の仕事を辞めて大阪から広島へ。東広島市園芸センターにて1年間の研修を受けた後、福富に農地と家を購入。2016年春、大阪の両親も呼び寄せ、新たなスタートを切った。
高校時代から農業に興味がありましたが、大学も就職も農業とは無関係でした。フォークリフト販売の営業として働いていると、農業に関わることもあり、再び興味が沸いてきて就農者支援のイベント「新・農業人フェア」に参加しました。鳥取県や世羅町も気になりましたが、祖母宅のある広島から通える「東広島市園芸センター」で1年間研修。「農業で生きていく」という目的を達成できるなら、場所はどこでもよかった、というのが本音です。
「学びに行くんだ」という気持ちでしたから、広島に来ての不安などはありませんでした。研修中に、農地や住まいを購入。その際は「住民自治協議会 福に富む郷 竹仁」にお世話になりました。4月に大阪の両親を呼び寄せ、土壌に適した白ネギとナスの栽培をスタート。園芸センターのOBでもある大規模農家さんには、研修中からずっとお世話になり、営農指導員さんも熱心に指導してくれます。
やると決めたからには、人の意見に惑わされず「こうだ」という自分なりの信念を持ち、プロ意識で向かっていくことが大事だと思います。小規模農家の集合体の一員より、一人の大規模農家としてやっていきたい。今はそのための土台作りと思っています。お世話になった方には、大きく成長した自分を見せることが恩返し。今は農業以外の趣味も休みもありませんが、充実しています。農業の全てを楽しんでいます。
体力や知識、強い思いなど、「総合的な能力」がないと、農業は難しいと思います。やるからには「農業で自立するのだ」という気概を持って挑んでほしいです。
大阪と違ってカルキ臭のない井戸水。山から湧き出る、酒造会社も利用するおいしい水です。炊きたてのご飯もおいしい!
野菜を搬入する福富グリーンセンター。毎日通って営農指導員さんと話をし、情報収集しています