”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー
082-422-1033
月曜日~金曜日(12月29日~1月3日、祝日は除く)
8時30分~17時15分
”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー
◎東広島市河内町在住 41歳 ◎居住歴:3年 ◎出身地:メルボルン(オーストラリア)
※2016年8月取材時
12年前にオーストラリアから英語講師として来日。関東地方で3年働く間に、日本文化に魅せられる。帰国後にメルボルンで日本人女性と知り合い結婚。妻と2人の子どもと、3年前に河内町宇山に移住。
12年前の来日時に日本庭園の美しさに魅せられ、日本の大ファンになりました。帰国後に日本人の妻と結婚。メルボルン郊外に日本風の庭のある家を建てようと計画しましたが、思い通りの場所が見つかりませんでした。そんな折に、妻の帰省で郷里に近い河内町宇山の民家に出合いました。「探していたものは、ここにあるじゃないか」と周辺の景色に一目ぼれし、移住を決意。2013年10月に、この地にやって来ました。
現在は西条小学校の英語講師として、週に2、3日教壇に立っています。5月には福富と高屋で子ども英会話教室を開講しました。ネイティブな英語に触れる場面が少ない子どもたちに、学びの場を提供したいのです。遊びを通じて自然に英語が身につくようなレッスンを行っています。前職では映像技術や舞台美術を手掛けていましたので、そのスキルを教材づくりに生かしています。
出身地のメルボルンは、東広島よりもはるかに大きな都市です。それでも、買い物に行くのに車を1時間走らせるのは普通のこと。講師を務める学校がある西条までたったの30分。宇山に移り住んで、田舎だからと不便さを感じたことはありません。働く場所と休息の場所、気持ちを切り替えやすいのがいいですね。念願だった日本庭園づくりにも着手しました。地域全体が子どもたちへの愛情にあふれていて、ここにしかない温かさを感じます。