”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー
082-422-1033
月曜日~金曜日(12月29日~1月3日、祝日は除く)
8時30分~17時15分
”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー
◎東広島市安芸津町在住 66歳 ◎居住歴:3年 ◎出身地:広島市
※2018年12月取材時
2015年、レンタルコテージY51 by the sea開業を機に、東広島市安芸津町大芝島へ移住。コテージは豊かな自然環境が人気で、外国人旅行者の利用も多く、今後はリゾートの島を目指し、妻と二人三脚で東広島の魅力を広めたいと思っている。
29歳のとき、亡き父の後を継いで東広島市西条のタクシー会社の社長に就任。40歳で経営を弟に譲りました。マリンスポーツが好きで、ウェイクボードの練習場所を探すために海岸沿いをドライブしていた時に知ったのが、安芸津町の大芝島です。2013年11月に、自分の「趣味の基地」として、シャワーやジャグジーを備えた小屋を建築。ちょうどその頃に病気が見つかり、医師からウェイクボード禁止を告げられました。せっかく海が目の前にある場所に小屋を建てたのだから、たくさんの人に来てもらいたいと思い、2015年3月に1棟貸しのコテージとして開業しました。
開業初日に、民泊サービス紹介ウェブサイトを通じてオーストラリアから予約が入り、以後も途切れることなく集客できています。予約受け付けや、宿泊時の接客など、業務はすべて妻の由香里が担当。海外での就労滞在が長く、英語が堪能で広島の外国人向けホテルにも勤めていた彼女のお陰で、運営は順調です。コテージに泊まる人たちは、ここを拠点に広島市内や宮島、酒蔵通りなどの観光に出かけたり、何もしないでゆっくりしたり、思い思いに過ごしています。個々のリクエストにお応えできるよう、自動車の無料貸し出しや送迎などのサービスも行っています。
大芝島は広島市内から約70分と、ほど良い距離。新幹線の駅や空港も近く、大芝大橋の通行が無料なのも利点です。コテージから本土を望めば、それだけでちょっとした海外旅行気分。潮が引くと陸続きになる、通称「小島」をはじめとした眺望の良いスポットや、島の名産かんきつ類は貴重な観光資源です。今後は地元の農家さんや飲食業者さんと協力して、「食」をセットにした滞在プランを打ち出したいと思います。都市部にはない、豊かな自然環境を生かしたサービスを展開。妻と一緒に「日本のギリシャ」と自慢できるような、リゾートの島として発信していきたいと思っています。